その2:写真の歪みの件を解決したい
2021年02月17日
前回に引き続き、残された課題のその後を記事にしたいと思います。残された課題に行き着くまでの記事はコレ↓です。
その1の残された課題についてのその後はコレ↓です。
そして今回はテーマにもあります写真の歪みについて解決み向けての過程をまとめました。
みなさま商品撮影頑張ってますか!?
私の方はと申しますと、だいたい毎週水曜日・木曜日の朝9時ごろから夕方の4時ごろまでSONY α7Ⅲを右手に持ちブンブン振り回して商品撮影を頑張っております。100点を超える商品を撮るときは終わる頃には人差し指の感覚が痺れてしまうほどちょっとした重労働なのです。
今現在撮影に使っているレンズが『SONY GMASTER24mmF1.4』という単焦点の非常に明るい広角レンズを使っています。神のレンズと呼ぶ方もいるほど美しく撮れるレンズなのです。確かに写りは凄まじく美しいです。コレまで使ってきたいくつものレンズの中でもナンバーワンです。でも物撮りをする私が気になっているこのレンズの弱点はは歪み。被写体に寄って撮ると縦に横に歪みがすごくて、ボツ写真を連発してしまいます。
ではなぜ24mmを使っているのかというと、このレンズは最短撮影距離が24cmとすごく近くのものが撮れるからです。イロドリでは一つの商品につき最低10カット以上撮影します。なので商品の角度を変える必要があり、最短撮影距離が遠いレンズは離れて撮影して商品を動かし、また離れて撮影して商品を動かしてとしていたら、1日にほとんど写真は撮れません。なので撮影してそのまま手を伸ばして商品を動かせる24mmのレンズは最高に作業効率が良いのです。
と言うことで今回の解決策は『最短撮影距離が短くてなお歪まないレンズ』を探すことです。
そんなこんなで、自分のカメラにつけられるレンズを片っ端から比べて、アマゾンの評価を見比べて、写真系ユーチューバーのレンズ動画を見まくりました。
で、ついに発見しました。『最短撮影距離が短くてなお歪まないレンズ』。
『ZEISS 40mm F2』のレンズ!!!
なんとこのレンズ最短撮影距離がコレまで使っていた24mmのレンズと同じ24cmなのです。そして40mmの画角なので歪まない!
ということでMapcameraで購入し導入いたしました。
歪みはどうだろうか?
よし!歪まない!
実際のいつもの撮影環境で撮影するまで不安だったのですが、全くと言って良いくらい歪みが出ません。どうやら歪み問題は解決しそうです。
次に気になるのが、写りの美しさです。コレまでの24mmは神レンズと呼ばれているものだったので、新しい40mmに換えても美しく撮れるだろうか。
24mmレンズと40mmレンズで撮り比べしてみました。
24mm↓
40mm↓
24mm↓
40mm↓
私の心配をよそに、なんと40mmの方が美しい写真が撮れました。色の出かたとボケの出かたのバランスが絶妙です。
と言うことで今のところ歪まない美しいレンズを手に入れてしまったという嬉しい気持ちです。
もひとつ気になるのが、オートフォーカスの精度です。以前使っていたCANONの6Dを手放したのは写りは申し分なかったのですが、なんせオートフォーカスが迷う。そしてズレる。以前使っていたZEISSの35mmのレンズもオートフォーカスが迷いがちでした。同じZEISSだが大丈夫かな??と思っていましたが、これも大丈夫そうです。迷わずズレない。
まとめ
今回ちょっと大きい出費になりましたが、新しいレンズを購入しました。『最短撮影距離が短くてなお歪まないレンズ』をお探しの方がいらっしゃいましたらぜひお試しください。また他のメーカーのカメラをお持ちの方は、35mmから50mmのマクロレンズを探してみられてはと思います。
と長くなりましたが、今回の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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