こどもカメラ

2021年02月06日

カメラ用品を整理していたところ、昔景品でいただいた小さなコンデジがひょこっと出てきました。使う予定がなかったので、処分してしまおうか、はたまた売りに出そうかと考えて子供達にプレゼントすることにしました。写真を撮るのが好きになってくれると将来一緒に写真散歩してくれたり、この「おでかけカメラとおうち図鑑」の写真用員が増えるかもしれない。そう思い、これは今だな!今でしょ!と贈呈したのです。数日後、どんなものを撮影したのか見てみると、「半押し」という技術を知らないのでしょう。半分くらいピンボケ。その中で割とピンがあっている2人の芸術作品を一緒に観賞いたしましょう。

題名「だいこん」撮影者どちらか不明

裏にある「だいこん」を撮影しました。大根一本を自分にみたて、人生一本立ちという気持ちが写真から現れています。今年の大根の出来が最高だった!そういう日頃の感謝が伝わってくる作品となっています。

題名「タイヤ」撮影者どちらか不明

車検からおかえりしてきた我が家の車のうち人気のないの車(=私の車)のタイヤを撮ってみました。タイヤって色々書かれている。なんて書いているかわかならいけど英語が書いてある。そういう知的欲求の感じられる一枚。タイヤの溝が現在このくらいある、という記録にもなる写真です。

題名「お花」撮影者どちらか不明

デッキからこんにちはする花を撮影してみました。花からの「こんなところに家なんかたてやがって!こちとら負けてられねぇよ!」という負けん気が感じられる生命力溢れる一枚となっています。

題名「たぬき」撮影者どちらか不明

おじいちゃんに海に連れて行ってもらった思い出をなぜか「たぬき」で表現した悩ましい一枚。犬でも猫でもない、狸をチョイスするあたりの心の葛藤。もはやこちらから言わせるとどの辺が狸であるかというところは「文字」からしか感じられないミステリアスな一枚。

さて、ここからはポートレート写真部門です。撮影者がわかるものには撮影時の気持ちも想像しての総評です。

題名「ちゅーさん」撮影者親分

最近購入した「(膝の手術時に)入院した時用に購入したヘッドフォン」を自宅で愛用する様子を取りました。何を聞いているのか私も知りたい。だけど話しかけてもノイズキャンセリングで返事がかえってこないという切ない思いが伝わってくる一枚。

題名「うめ」撮影者親分

人肌から味わえる塩分も余すことなく味わい尽くしたい!そんな欲望丸出しの野生を写真に納めました。お姉ちゃんの足、美味しいのかな?そんな疑問がこちら側に聞こえてくる一枚。

題名「お姉ちゃん」撮影者親分

写真を撮る時によくあるたんぽぽの綿毛ふーっていうのが撮りたくて、お姉ちゃんにやってもらいました。上手に撮れなくて綿毛がただの棒になってますが、心のシャッターで綿毛は撮りました。の一枚。

題名「妹」撮影者ハム子

妹の一番可愛い瞬間を撮りました。妹はファッションに敏感でサングラスをおでこにかける上級者です。手が小さく見えるのは顔が大きいわけじゃない。そんなはずはない!姉としてはそう思っています。の一枚。

そして最後に、よくわからない奇跡の瞬間

題名「よくわかんない」撮影者どちらか不明

よくわからないけどなんか「っぽい」写真が撮れたなという一枚。カメラは1台なので取り合いですが、2人で撮った写真をこっそり後で親がみるという楽しみが出来ました。ロスが非常に多いのでまずは「半押し」を覚えることが必要そうです。

ONLINE
STORE
上へ