新たな問題その2:アルカスイス互換問題

2021年02月20日

みなさん、アルカスイス互換してますか!

イロドリの迫口です。

うちではカメラ2台体制で撮影をしています。一台は手持ちでいろんな角度からいろんなカットを撮影する用。もう一台は、手持ち写真を撮影する用。

撮影機材の構成

使用用途に合わせて2つの三脚を使い分けています。主にマンフロットの三脚にHAKUBAの3段一脚ポールを取り付けてその上に自由雲台を取り付けて使います。

真ん中の3段一脚ポールはほんと便利。カメラの高さ調整をするには3つの足を上げ下げしなくてはならないので、水平も取らないと行けなくなるし、足場も広く必要になる。結構めんどくさい。それを足に触れることなく高さ調整できるのがこのポールなのです。

ネジのサイズ問題

問題発生。なんとカメラと三脚をつなぐネジが2種類存在するのです。よく使われる1/4インチネジと、強度が必要とされる部分に使われる3/8インチネジです。マンフロットの三脚部分のネジが3/8インチネジ。HAKUBAのポールのメスが1/4インチネジに対応しおり直接はつなぐことができません。そこで必要になるのが変換させる小道具なのです。

3/8インチネジ→1/4インチネジに変換

で、三脚と一脚が取り付けられたら、一脚の上に自由雲台を載せます。一脚のネジが1/4インチネジ。自由雲台がなんと3/8インチネジなのです(T_T)。

今度必要になるのが1/4インチネジを3/8インチネジに変換してくれるアダプターが必要になります。

『ハクバ カメラネジアダプター H-SA8』

1/4インチネジ→3/8インチネジに変換

ようやく自由雲台がついたら、最後はカメラと自由雲台を取り付けるためのクイックリリースです。クイックリリース無しでも基本的には自由雲台の先のネジとカメラの底のネジ穴を直接接合することはできます。

がしかし!自由雲台の先は3/8インチネジ、カメラの底のネジ穴は1/4インチネジなのです…。日頃『…』 を使わない私ですが…となっちゃいます。

なのでネジでは接合せず、クイックリリースを使用します。クイックリリースにもいろんな形があります。いろんなメーカーが独自に開発しちゃってますからね。

クイックリリースの互換性ない問題

うちにも、『HAKUBAのクイックリリース』『マンフロットのクイックリリース』『ピークデザインのクイックリリース』『アルカスイスのクイックリリース』。それぞれ全部互換性がありません。スノーピークとアルカスイスは互換性がありますよ!って書いてあるのに微妙に違うのです。

そこでうちではアルカスイス互換のクイックリリースに統一しておりました。

着脱の煩わしさ問題

この機材で数年間運用してきました。天釣りの撮影の時は天釣り用のポールを取り付けようと一脚を自由雲台と三脚から外そうとするとアダプターのネジが外れない。外れても運用している間にネジが緩んできて水平が狂う。まいったなこりゃ〜っと。

アルカスイス互換のクイックリリースも、まースムーズに取り外しはできません。クイックリリースにプレートを差し込む方向や、固定するネジ、ボタンを押しながら…。まいったなこりゃ〜っと。

そんなときに神が舞い降りました。ULANZIのClaw Quick Releaseです。

ULANZI Claw Quick Release

なんとこのクイックリリースプレートは下のへっこんでいるところがアルカスイス互換になっています(旧式にはこの切り欠きがないのでアルカスイス互換ではないようです)。

そして、クイックリリースのつけ外しが上から押し込むだけで簡単。外すのもボタンを押すだけ。コレまでのクイックリリースとは比べ物にならないくらい簡単に扱えます。

そしてさらに嬉しいのが安い!

ということで、よく取り外すネジの部分をこのULANZIのクイックリリースに置き換えました。

カメラとアルカスイス互換プレートの部分にも
自由雲台とポールの接合部分にも
三脚とポールをつなぐ部分にも

まとめ

あちこちこネジの部分をクイックリリースにしたので今後ネジのサイズやクルクル回すわずらわしさから解放されることでしょう。同じお悩みをお持ちの方の参考になればと思います。

と言うことで、今回の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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